信楽でやきものをしませんか!
2025 信楽でやきものをしませんか!やきものの街、信楽産地ツアーのご案内
25.04.16
シガラキ・シェア・スタジオでは、陶芸を勉強している美術系大学、専門学校、訓練校などの学生の方などを主な対象とした「信楽産地見学会」を昨年同様、秋に2回おこないます。
産地で陶芸、窯業に従事し、生活することに興味のある方産地の現状を知ってもらうための企画です。
また、大学等の研修旅行でこのような産地見学を希望されるところがございましたら、別枠でご相談に応じますのでお問い合わせください。
信楽焼の産地「信楽」を知ってほしい!
各地の工芸産地の衰退が言われるようになって久しいですが、私たちは信楽にはまだ、古くから続く産地の良さが残っていると考えています。メーカーさんややきものを商いとする商社もありますし、やきものをするうえで、欠かせない要素、「ほしい材料がすぐに手にはいること。」、「機材、道具が周りにあり貸し借りができること。」などがまだ残っています。
シガラキ・シェア・スタジオでは、主として外から信楽にくる陶芸家に対して制作場所は提供していますが、生活していくためには、仕事、アルバイトも必要です。そのようなことについての相談のきっかけ場としたいと思います。
内 容
信楽で「陶芸」をしながら生活するということのイメージが、陶芸を学んでいる若い方々に伝わればよいと考えています。
当日は、シガラキ・シェア・スタジオで、主宰者である杉山が信楽の産地などの現状についてお話いたします。そのあと、信楽焼のメーカー数社の工場見学にいき、メーカー訪問後にシェア・スタジオを見学後、信楽に外から来た陶芸関係者に経験談などをお話ししてもらいます。また、その際に質疑応答の時間を取らせてもらうほか個々の相談にも応じます。
対 象
大大学、訓練校などで陶芸などを学んでいる方でやきものを続けていきたいと考えている人たち。
定員:それぞれ10人程度
ツアー開催日
第1回見学会 2025年10月10日(金)
第2回見学会 2025年10月20日(月)
インターンシップ、就業体験 概ね2025年11月~2026年2月の間で個別に調整
見学会のスケジュール
(午前10時集合~午後6時半まで)
詳細については、参加が決定した方に直接メールでご案内します。
10:00 | 伝統産業会館前に集合後、同館の展示を見学 メーカーを見学 |
---|---|
12:00 | 昼食及びシガラキ・シェア・スタジオの見学 |
13:30~17:30 | メーカー見学 |
17:30~ | 信楽に外から来た陶芸関係者によるトーク及び質疑応答(シガラキ・シェア・スタジオ) |
18:30頃 | 終了予定 |
訪問先(予定)
シガラキ・シェア・スタジオ、信楽伝統産業会館、株式会社松庄、卯山製陶所、丸滋製陶株式会社、山兼製陶所・陶房 準、奥田丸隆製陶、丸倍製陶、株式会社陶器屋、株式会社加陶、炎の味窯、丸十製陶、㈲陶彩
インターンシップについて
昨年度に引き続き、見学後終了後11月~2月の間にメーカーでの4日間程度の「インターンシップ、就業体験」をしてもらう機会をつくります。このインターンシップ参加者については、経費の一部を負担します。
このインターンシップについては、受け入れ先と協議の上、決めますので必ずしもご希望にそうとは限りません。また、原則として信楽町内のメーカーで就職を希望する方を対象とさせて頂きます。
主催等
主 催:一般社団法人シガラキ・シェア・スタジオ(https://sss-shigaraki.com/)
助 成:甲賀市
お問い合わせ・申し込み先
一般社団法人シガラキ・シェア・スタジオ
Tel. 0748-82-0690 E-mail: info@sss-shigaraki.com
上記のメールアドレスに1〜6までを記入して送ってください。
- 参加希望日
- お名前
- 複数で見学される方は他の参加者のお名前
- 大学等の所属機関名
- 学年
- 連絡できるメールのアドレス
- 電話番号
申し込み締切日 第1回:10月3日/第2回:10月13日
※「インターンシップ、就業体験」への参加希望者は見学会は必ず参加するようにしてください。
前回の参加者の声
将来、やきものを続けていくことの参考になりましたか?
- 陶芸を仕事とするうえでどのような働き方があるか想像ができなかったが、分業制などのやり方もあることが分かってよかった。職場環境や、機材や作り方について学ぶことができた。
- 土練機にも種類が多くあることや、今まで知らなかった機械などがあることを知ることができ、自分の考えている峠委の可能性が広がった。
- 将来の自分の生活設計のための情報を得ることができた。
- 陶芸の作業工程を理解できたし、そこからインスピレーションを得ることができた。
- やきものを観ることアg出来その魅力を理解できたと思う。
- 私はどうしても職人が1点1点ろくろ成形で形作った焼き物や作家の創意工夫を凝らした作品といった、「the手作り」のものにばかり目がいってしまう。しかし今回のツアーに参加することで、機械ろくろや鋳込みによる大量生産の焼き物においても、人間の手は欠かせないし、そこに創意工夫が無いわけでは決してないということを感じた。また、より人々の生活で用いられ、焼き物産業を支えているのは、そういった大量生産による焼き物なのだろう。自分が何をしたいのか、どのように焼き物と関わっていきたいのかを考える機会となった。
- 職人の伝統的な高い技術レベルを見ることができた。
- 陶芸の幅の広さを理解することができた。
- 大学ではわからなかったことなどが理解できるようになった。やきものの知識をもっと身に着けたいと思う。
インターンの感想
- 今回、初めてのインターンで不安の方が大きかったですが、最終日まで取り組む中で仕事をするというのはこんなに楽しいものなのだと感じました。1日ごとに違う作業内容を教えてもらいながら行いましたが自分の得意不得意な所も見つかり、大学でやってきたこと以上に頑張らなければいけないなと思い商品と言われるぐらいのモノを作れるくらい練習も沢山重ねていかないとと感じた。今回は1つの作業を順序よくしていけば何百個とできるものが多くありましたが、慣れるまで時間もかかると感じました。
最後に、良い経験ばかりをさせてもらって自身の作品を作る際にも心がけたいことも沢山ありました。 - お世話になっております。
本日でインターンを終了いたしました。
4日間働いてみて、仕事内容だけでなく、周辺の環境のことや働き方等までお教えいただき、実際に陶芸で働くイメージがより具体的になりました。
みなさん優しい方ばかりで丁寧にお教えいただき、楽しく学びながら過ごすことができました。炎の味がまさんにお邪魔できて本当によかったです!
このような機会を設けていただき杉山さんには本当に感謝しております。何から何までサポートしていただき、ありがとうございました! - これからより一層、作品制作に励みたいと思います。まずは6月に出店するイベントに向けて頑張ります!
- また、直近というわけではないのですが、もし今後長期休み等に炎の味がまさんでバイトをさせていただく場合、杉山さんのスタジオで泊まることができるとお話しされていたと思うのですが、その場合、宿泊費等はどのようになりますでしょうか?
- お時間がある時で問題ございませんので、参考にお教えいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
前回の「信楽産地ツアー」の様子
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