chevron_right News(25.07.16)

「信楽焼のビックリマン ブラックゼウス」

「信楽焼のビックリマン ブラックゼウス」

先日、納品させていただいた商品のご紹介。

陶器の分野(?)の中で「細工物」というのがある。

昭和のころは、信楽をはじめ備前などでも結構つくられていた。七福神とか宝船、獅子、五重塔などの縁起物が多い。まあ、信楽のたぬきの置物も手びねりのものは細工物といっていいのかもしれないが、最近、七福神などは見ることがなくなった。いわゆる絶滅危惧に近い状態だと思う。

もちろん、需要が減ったこと。職人さんが減ったことがその理由であるように思うのだが、技術が消えていくのは寂しいものがある。

そのように、ずっと思っていたのだが、昨年ご縁があり「巡れ滋賀を、ビックリマンと共に!道の駅、滋賀周遊キャンペーンを盛り上げたい!!」のクラウドファウンディングのイベントに協力させて頂くことになった。信楽焼が持つ伝統工芸技術を活かし、ビックリマン「ブラックゼウス」を再現するというもので、「ブラックゼウス」を立体的につくるのはこれがはじめてらしい。

僕としては、「信楽焼の細工物」、今風に言い代えると「キャラクター商品」。これをもっと知っていただくいい機会だと思っています。

今は、便利でいろいろなデジタル技術もあるのだけれども、「手づくり」の魅力を感じていただければと思います。

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