シガラキ・シェア・スタジオが企画する「シェア・シガラキ・プロジェクト」の第2弾。今回は「風呂おけ」を取り上げました。
元来、大物づくりが最大の特徴である信楽焼。終戦後、需要が伸びてきた信楽焼の火鉢は、昭和30年頃にその生産のピークを迎え、全国の火鉢の約9割がここ信楽でつくられたといわれています。
この火鉢の流れは、信楽での大物づくりの伝統として、この「風呂おけ」につながっています。
今回、風呂の制作に携わってくれたのは、信楽焼伝統工芸士である奥田文悟さんと同じく伝統工芸士で丸倍製陶の神崎倍充さん。そして「風呂おけ」への加飾、絵付けをお願いしたのは陶芸家の青木寿美子さんです。
青木寿美子さんは、織部(⇒オリベ)に原点があると思われる、自由な加飾施したうつわを作っておられます。
今回は、大きいがっしりとした造りの「風呂おけ」をいかに「かわいらしく」、「やわらかい表情」に仕上げるかというのが彼女へのお願いごとでした。 イメージは、「キャンディーボックスみたいなバスタブ」。
青木寿美子、奥田文悟、神崎倍充の共同の制作による「風呂おけ」を楽しんでいただければと思います。
シガラキ・シェア・スタジオ
代表 杉山道夫
- 基本的に受注生産でご要望を伺ってからの制作になりますのでお問い合わせください。→ お問合せ
- 「風呂おけ」としてではなくプランターカバー等への転用も可能です。
- 実物はシガラキ・シェア・スタジオ・ギャラリーに展示しております。ご覧になりたい方は連絡いただければと思います。
The person involved in the production of the bathtub this time were Okuda Bungo, a traditional craftsman of large-scale potter's wheel, and Kanzaki Masumitsu, also a traditional craftsman of Marumasu Seito. And we asked the ceramic artist Aoki Sumiko to decorate the "bathtub".
Aoki Sumiko creates freely decorated tableware that is thought to have its origins in Oribe.
This time, the request to her was to give a large, sturdy "Bathtub" an "adorable" and "soft expression." We hope you enjoy this "Bathtub", a collaborative work by Aoki Sumiko, Okuda Bungo, and Kanzaki Masumitsu.
- We make products by order, so please contact us for more information. → inquiry
- They can also be repurposed as planter covers rather than just bathtubs.
- The actual items are on display at Shigaraki Share Studio Gallery. Please feel free to contact us if you would like to see them.
Director, Michio Sugiyama
Shigaraki Share Studio